サクラ・フワリ

作詞~松たか子さん

どこかどこか もっと遠くへ
行きたい そんな気がして
君に触れた指先ふわり
春が舞い降りてくる

言いたいことの その半分さえも
伝えられず 過ごした昨日
なのに不思議ね ふとこんな気持ちに
気付いてしまう とても好きだった  

思い出作り重ねてゆく 今日があるのなら
いつか又来る この場所に帰る日が きっとあるはずね

明日違う世界が見える? 裸の私のまま
一歩ふみだしたら夜空に 桜は降りそそぐよ


恋することも 自分だけで勝手に
難しくしてたね きっと
あなたのことを あぁ前よりもっと
もっと深く解りたいなのに

私の心揺れているよ 流れる景色に
素直でいたい だから急ごうはじめての街 今目指して

明日明日扉を開けて 新しい旅に出よう
そして汽車が走り出したら 夢だけを見つめてる

どこかどこかもっと遠くへ 行きたい そんな気がして
二人手にしたその切符に 桜は降り続くの


なにもかも捨てて、初めての場所でスタートする二人・・・・・
決意と悲壮感あふれる

自分は後悔しないのか?相手に後悔させてしまわないか?

愛情と責任の狭間に試される心
もう好き・嫌いの次元を超えていますね

この人となら全て捨ててもいい・・・・・・・・
人生をかける相手・・・・・
こういう相手に出逢えて、幸せなのか?それとも?

もう一度、こういう相手と出逢いたいような・・・・・
出逢いたくないような・・・・・

どうも惚れるということは、楽しいことばかりではなさそうですね



追伸


「桜がお好きなんですね」


「大好きです!」


「実は家に桜の木があります。春は綺麗ですよ」


「いいなあ。うらやましい」


「うらやましい?」


「はい?」


「でもね、夏は毛虫がうじゃうじゃ」(笑)


「・・・・・・・・・・」


「秋は落葉掃除が大変」(笑)


「ありがとうございました。勉強になりました」(笑)


「うふふ・・・」


素敵な女性でしょ。これぞイイ女
男と女の決定的な差を見せつけられました。

若いときにこの話を聞いていたら・・・・・
女性という生き物を正面から観るきとができたかもしれない

惚れた男女が、本当に幸せになるためには、絶対に越えなければならない決定的な差なんでしょうね。



次回更新は、3月10日の予定です
尚、状況により、前後させて頂きます